柔らかい会話とは?
さっきまで電話をしていた。
ここ3日間メールでやり取りしていた男が、
職場に1人で寂しいと言うので、
電話をしてやることにしたのだ。
会話は概ね楽しくできた気もするが、
また話そうとは思えなくなった。
「柔らかい会話ができない」と、
言ってきたからだ。
(ここまで直接的な表現ではなかったが)
相手はそれが嫌だったのかもしれないが、
僕には柔らかい会話が何か分からない。
2人とも笑っていて、
会話も弾んでいたのだから、
十分柔らかい会話ができていたように思う。
なぜ、文句を付けるのだろうか。
そもそも、柔らかい会話とは何だ?
そんなにそれがしたいのならば、
そっちが勝手に始めればいいだろう。
僕は君に合わせるから、
自由にやってくれたまえ。
まだやってもいないのに、
文句を付けてくるんじゃない。
僕はエスパーじゃないのだから、
君の頭の中は分からないのだから。
腹が立つのは、僕を否定してきたこと。
やっぱり、そこだ。
柔らかい会話ができないのは、
僕の話し方が理屈っぽいからだと言うのだ。
もしかしたら、そうなのかもしれない。
だが、再三言った通り、
柔らかい会話がしたいなら、
自分から行動しろ。
望まれても表に表出てこなければ
僕には伝わらないのだから。
まだ何もしていないうちに、
僕の価値観を否定するな。
はー。スッキリした。
ラインのトークを非表示にしたが、
今ならまた話してもいい気分。
そう思っていたのに、また苛立ってきた。
やっぱり相手から声を掛けてくるまで、
このままでいいか。
ここで縁が切れるなら、
その程度の関係性だったに違いない。