朝に向かって

愚痴。

気づいたら

僕の母に関する悩みは、

母のアイデンティティに関する悩みに、

すり替わっていた。

 

僕はずっと母親の過干渉に悩んでいて、

やめてほしい、やめてほしい、と伝えていたのだけど、

僕が家事をしたり、身の回りのことを自分でしたり、

自立する素振りを見せ始めたら、

自然と母親からの干渉が減ってきた。

 

だが、止まりはしていない。

なぜなら、母にとって僕の世話を焼くことがアイデンティティでもあるからだ。

 

僕が家事をしなくて済むように、

僕が身の回りのことをしなくて済むように、

先回りして世話を焼くようになった。

 

まぁ、やめろと言ったら、

それも徐々にやめはじめたんだが。

 

僕の母にとって、家事や子どもの世話、

つまり、母親であることはアイデンティティだった。

だが、それは僕がいなくなることで、

崩れ去ってしまう。

いつまでもお互いに依存し合うのはよくないから、

僕はどんどん自立していきたいと思っている。

でも、母がほかにアイデンティティを見つけられないと、

なにかとんでもないことが起こりそうで、

少しだけこわい。

ひとりではきっとできないだろうから、

僕に金銭の余裕ができたら、

一緒に探してあげようと思う。

 

 

あの頃の

僕には、何といえばいいのかが分からなかった。

 

ごめんね、と一言言いたかったのに、

どうして謝るんだと不思議がられそうで、

重いと気持ち悪がられて、

一層距離ができそうで、

たった一言が喉に詰まった。

 

でも、今ならば分かる。

素直に言えばよかったんだ。

 

ごめんね。

勉強やらないとって焦っちゃって、

しかも、クラスで友達ができるかが不安で、

君をないがしろにしちゃった。

本当はもっと仲良くしたいのに、

クラスが変わったばかりで、

どう接するのがいいのかが分からなくて、

うまくお話もできない。

だから、これからは一緒にお昼を食べるようにしよう。

クラスが違う分、お昼に会おうよ。

 

ってね。これでよかったんだ、多分。

そうすれば、彼との縁が切れることもなかった、多分。

でも、もう何を言っても仕方がないね。

時間が巻き戻らないでいいから、

もう一度あの時の僕に、

戻らせてくれないかなぁ。

 

次の恋へ

先日、O君への思いに気づいたところだけど、

今日ドタキャンされたことで、

少し違うことに気づいた。

 

僕は、いまだにO君を引きずっているか、

他の男に投影しているけど、

もうO君が好きなわけじゃないんだ。

 

だって、ドタキャンされたこ、

すごい悲しかったもん。

僕が、今の好きな人を好きじゃなくて、

O君のことが好きだったら、

こんなふうに悲しくはならないと思う。

 

つまり、僕はきちんと新しい恋に進んでいたのです。

はー、そうなってくると、なおさらしんどいな。

ドタキャンされた傷を癒すために、他の男に連絡し始めたし、すげー弱ってるわ。

 

こんな日はお風呂入って、

きちんとご飯を食べて、

早く寝るに限る。

今日は

厄日だ。

いいことが何もない。

 

2限で創作物があまり評価されず、

4限でレビューシートを読んでもらえず、

きわめつけは、好きな人のドタキャン。

 

今日、初めて会うはずだったのに、

風邪を引いたらしく、予定がキャンセルされたのだ。

 

それが本当に風邪ならいい。

でも嘘だったら、少しだけ悲しい。

 

最近、何となくお互いに冷めてきていた。

相手のメールはそっけなくなり、

わたしも返信の頻度が落ちた。

 

そうした小さな冷遇が積み重なって、

今日のドタキャンに結びついたのではないか。

 

そう思うと、途端に悲しくなってきた。

最近、やりたいことが多くて、

恋人はいらないかも、と思い始めていたが、

やっぱりそんなことはないのかもしれない。

 

そう思いたくないけど、

そうなのかもしれない。

はー、悲しい。

他の男に会いに行っちゃおうかな(笑)

失恋したと思っていたら、全然引きずっていた話

O君が夢に出てきた。

僕は彼に思いを伝えたらしく、

O君は僕の恋心に自覚的だった。

多分、付き合っていたのだと思う。

遊びに行った街は、彼が一緒に行きたいと常々言っていたのに、最後まで行かなかった渋谷だろうか。

駅の中を昔みたいに話しながら歩いて、その後手を繋いで駆け出して、また話しはじめて。

ただそれだけなのに、心底幸せだった。

 

僕はきっと、未だにO君を引きずっている。

彼とは親友と呼べるほど仲良しだったのに、、鍼灸を機に徐々にすれ違って、ある日を境にパッタリと会わなくなってしまった。

「恋が成就しなかったら、友達でさえもいられなくなる」

そう思っていたから、ずっと思いを秘めていたのに、結局彼との縁は切れてしまったのだ。

 

そうなると、僕の恋心はやり場がなくなる。親友ポジションに甘えることもできず、告白して玉砕もできず、進退窮まって宙ぶらりん。

思えば、当時はそのせいで気分がひどく落ち込み、誰ともうまく話せなくなっていた。一年の時に同じクラスだった女子からは「進級して怖くなった」と思われていたらしい。その子とは一切会話をしていなかったのにそう言われたから、自然と顔がこわばっていたのかもしれない。

 

この病み期は一年の時のクラスメイトが連れ出してくれたおかげで、何とか乗り越えられた。その時に、失恋として処理できたと思っていたが、単に心の奥底に閉じ込めただけだったらしい。僕はそのことを自覚していなかったが、出会い系で知り合った男たちへの言動を振り返ると、影響は受けていたのだと思う。

 

例えば、僕は男たちに愛を求めてしまっていた。知り合ったばかりでも、すぐに好きになってしまい、相手にも好かれたいと願ってしまう。これは目の前の男に心の中のO君を投影しているから、起こる現象なのではないか。つまり、他の男にO君を投影し、やり場のないO君への愛を押し付ける。さらに、O君に愛されなかったからこそ、O君を投影した目の前の男に愛されることを望んでしまうのだ。

 

かなり気持ち悪いことをしてきたと思う。今になってようやく、なんで振られまくるのかを理解できた気がする。抑圧された感情に気づけたから、同じことは二度としないはずだ。

 

だが、今度はこのO君への恋心をどうすればいいかが分からない。個人的には、連絡先を知っているから、久々に会おうかと思っているが、そもそも彼と僕はもう友達じゃない。会ってもどうせ「この人との間に縁はない」と気づかされて、傷つくだけだ。だが、この問題はO君と会わなければ解決しない。でも傷つきたくない。あぁ、なんでわがままなのだろう。

 

僕はO君にきっと会いに行かないだろう。だから、次の恋愛に進もうと思う。もしくは、恋愛以外の道を選びたい。そうすることで、今度こそ幸せを掴みたい。

気づき

自分の人生を生きるために自立を決意したこと。

好きな人ができたこと。

恋人がいても満たされないと気づいたこと。

自分がどんな人間かが分かったこと。

自分の考えを持てたこと。

 

これらによって、

胸の中で燻っていた「満たされなさ」が、

解消され、随分と気が楽になった。

 

だが、胸の奥の方には、

まだ満たされなさが残っている。

これは何なのか?

 

そう考えたとき、

「幸せを求める気持ち」

自己実現を望む心」

「性欲」

つまり、「欲望」があるからだと、

気づくことができた。

 

これらの欲望を抱くのは、

「自分にはないものがある」という欠落感、自信の欠如と、

それにより抱く劣等感があるからだと分かった。

 

これらの感情をどうにか処理したら、

僕はきっと満ち足りるのだと思う。

だから、頑張って自己実現をしていこうと思う。

そのために、自分を磨き続けよう。

なんだか

全然眠れない。

昼間に4時間も寝たら、

そりゃそうなるとは思うけど、

さっきまであくびをしていのだから、

早く眠りに落ちてほしい。

 

おまけに、目を閉じていると、

今までの男たちの嫌な記憶が次々と浮かび上がってきて、

なんとなくムカムカしてしまう。

そのせいで、余計に眠れない。

 

一つひとつ書き出すのはバカらしいから、

一言だけ言っておきたい。

Kさんかっこよかったなぁ。

死ぬほど顔がよかった。

程よく筋肉質で、体も好みど真ん中だった。

これでセックスがうまければ、

完璧だったんだが、

ド下手だったんだよな。

しかも、恋愛慣れしていないみたいで、

めちゃくちゃ不器用だったし。

あんなにかっこいいのに。不思議。

 

まぁそんなんだから別れ方は最悪で、

思い出すたびに中指を立ててしまう。

「口が臭くて顔を合わせづらかった」って、

なんやねん。

 

でも、本当に顔はよかったな。

どこを舐めてもめちゃくちゃ敏感に反応して、

アンアン声出してたのもかわいかった。

 

は〜、一度だけセックスしたあの晩に戻りてぇ〜〜。